こころまち つくろう KEIHAN 京阪ホールディングス

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トップメッセージ

2023年度中間期(第2四半期累計期間)は、新型コロナウイルス感染症の5類移行を契機に国内の移動・宿泊需要の回復が本格化したほか、インバウンド需要も順調な回復をみせました。このような状況下におきましてグループを挙げて業績向上に努めました結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は144億8千4百万円となりました。

また、通期の連結業績は、親会社株主に帰属する当期純利益が245億円となり、過去最高益となる見通しです。

こうした状況に鑑み、配当につきましては、安定的な利益配当を継続するという方針に基づき、業績および財政状況等を総合的に勘案した結果、当期の期末配当は1株につき5円増配の35円とし、年35円配当とする見込みです。来期以降も、安定的な利益配当を実施できるよう、経営努力を重ねてまいります。

京阪グループでは、「社会的価値と経済的価値を両輪で創造する『BIOSTYLE経営』」をテーマとして、2030年度を目標年次とする長期経営戦略を定め、これに基づく3ヵ年のアクションプランである中期経営計画(2023~2025年度)「BIOSTYLE~深化と挑戦~」に取り組んでおります。

本中期経営計画では、長期経営戦略に基づき「沿線再耕」「体験価値共創」「地球環境保全」を主軸戦略として、成長軌道への回帰に向けて、BIOSTYLEを各事業に落とし込み、BIOSTYLEを起点とする既存事業の高付加価値化および新規事業の創出にチャレンジしてまいります。主軸戦略「沿線再耕」では、枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業において、駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅等を備えた複合施設の建設工事が進み、この度商業エリアの核テナントも決定するなど2024年度の開業に向けて着実に準備を進めております。また、主軸戦略「地球環境保全」では、京阪バス㈱で大型EVバスを初導入するなど、グループ各社でCO2排出量削減目標の達成に向けた取り組みを加速しております。

引き続き長期経営戦略のもと、まずは中期経営計画(2023~2025年度)「BIOSTYLE~深化と挑戦~」の達成に向けてグループ一丸となって取り組んでまいります。

今後も一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年11月