財務情報
2017(平成29)年度中間期の連結業績について
不動産業において、本年7月に㈱ゼロ・コーポレーションの全株式を取得し連結子会社化したことや、販売事業が好調に推移した結果、当中間期の営業収益は1,437億5千2百万円(前年同期比1.8%増)となりましたが、営業利益は157億4千万円(同9.1%減)、経常利益は148億5千4百万円(同8.9%減)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は125億3千2百万円(同4.0%増)となりました。
※構成比は、セグメント間取引を含む営業収益に対する比率です。
運輸業
鉄道事業において、京阪電気鉄道㈱で定期旅客数が増加したことや、伏見稲荷大社の参拝者数増加など京都方面観光客数が増加したことなどにより、旅客運輸収入が堅調に推移しました。また、8月には座席指定の特別車両「プレミアムカー」、全車両座席指定の「ライナー」列車の運行を開始するなど、一層のサービス向上および旅客誘致に努めました。
不動産業
不動産販売事業において、首都圏や関西圏を中心に、「ファインシティ王子神谷リバー&フォレスト」、「ザ・レジデンス東三国」などのマンションや「京阪東ローズタウン」などの土地建物を積極的に販売したほか、㈱ゼロ・コーポレーションを連結子会社化しました。不動産賃貸事業においては、「JCB札幌東ビル」、「京阪横浜ビル」を取得し、事業規模・事業エリアの拡大を図りました。
流通業
ショッピングモールの経営において、3月に実施した「京阪モール」のリニューアル効果で好調に推移したほか、4月には「KYOTO TOWER SANDO」を開業するなど、収益力の強化を図りました。また、ストア業においても、前期に開業した「フレスト長尾店」、「ムジコム クリスタ長堀店」などが通期で寄与したほか、駅ナカ事業の積極的な店舗展開に努めました。
レジャー・サービス業
ホテル事業において、7月に「ホテル京阪淀屋橋」を開業しました。京都駅前新ホテル建設工事に伴う京都センチュリーホテルでの一部売り止めなどの影響があったものの、各ホテルにおいて積極的な営業活動を展開することで、ビジネス需要および国内外からの観光需要を取り込み、稼働率の向上および収益力の強化に努めました。
連結財務諸表(要旨)
連結貸借対照表 (2017(平成29)年9月30日現在)
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結損益計算書
(2017(平成29)年4月1日から2017(平成29)年9月30日まで)
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結キャッシュ・フロー計算書
(2017(平成29)年4月1日から2017(平成29)年9月30日まで)
(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。