Talk session

トークセッション

キャリアと風土

入社後、大半の社員がグループ会社に出向する京阪ホールディングス。
社員たちは実際、どのような環境のなかで、自身のキャリアとどう向き合っているのか。
同期入社の仲間4人が、本音で語り合いました。

現在の担当業務

:まずは近況報告がてら、現在の担当業務から話しましょうか。僕は京阪エージェンシーで、京阪グループの宣伝販促業務に携わっています。SNSを用いたデジタルマーケティングをはじめ、アニメ・映画などとのコラボレーション案件や、あとは京阪電車の公式SNSやWebサイトでの情報発信、同業他社との協業などを手がけています。

:もともと宣伝部門希望だったの?

:そう。沿線のPRをすることで京阪の知名度アップに貢献したいと思っていたから。菅谷さんは?

:私は新人研修のときに新鮮な発見がたくさんあったことから「もっと知りたい」と思って運輸部門を志望しました。現在は京阪ステーションマネジメントで、京阪電車の駅部門で働く社員の勤怠管理をしています。福利厚生の整備や育児時短勤務の手続きを行う一方で、こうした制度の改善や見直しを行うことにより、現場勤務の社員がスムーズに気持ちよく働ける環境づくりを推進しています。

:僕はもともと新人研修のときから、ひらかたパークの自由闊達な雰囲気に惹かれていて、希望通り京阪レジャーサービスに配属となりました。今は、ひらかたパークの運営全般に携わっています。現場の運営から広報、集客戦略、イベント企画、スタッフの導入研修まで、アトラクションの運転・管理以外のすべてを担当しています。

:みんなだいたい希望通りの配属みたいだね。僕は漠然とBtoC分野がやりたいという思いがあって、流通部門を希望していたんだけど、不動産部門の京阪建物に配属されました。今は京阪初のサービスオフィス「ServiceOffice W」の運営業務をメインに担当していて、図らずも希望していたBtoCのビジネスに想像以上に大きなスケールで関与できているので、結果的に自分が思い描いていたようなところに配属されたなと感じています。

出向するということ

:田村くんのいる京阪建物は、京阪ホールディングスの社員が多いの?

:前に籍を置いていたアセットマネジメント部はそうだったんだけど、今いる営業部はほとんどがプロパー社員で、現時点でホールディングス社員は僕ひとり。いろいろと難しさもあるけれど、ホールディングス社員としてグループの最適を考え、それを実現するためにプロパー社員と積極的にアクションを起こしていく、当事者意識をもって日々の業務に取り組むことで、お互い切磋琢磨していこうとしている。

:それが、この若い年次で出向する意味なのかな。

: 私は2年間、車掌と運転士の仕事をしていたんだけど、まわりは全員プロパー社員で、私自身どういう立ち位置で仕事をすればいいのか悩んでいたら、上司から「現場にいる時期は現場にどっぷり浸かって一緒になって学べばいい」と言われたの。管理部に異動した今、ホールディングス社員として「現場を知っている」ことは大切だと実感します。

:現場の人を一人でも多く知っているホールディングス社員は強い。自分と一緒に動いてくれる人がいる強さ。そう考えると、いろいろな部署をジョブローテーションする意味は大きい。

:僕は今の上司から「いかに現場の人と信頼関係を築いて一緒にがんばろう!と思ってもらえるか」が大切だとよく言われる。そのためにはコミュニケーション能力も重要で、ひらかたパークの場合は、ホールディングス社員だけでいうと僕の直属の上司はマネージャーしかいないから、僕が間に入って経営層の思いを現場に伝える役割を担うことで、みんなが同じ方向を向いて仕事ができるよう努めている。

:それは本当に難しいよね。何事も自分が率先して行動する姿勢を見せることで「こいつを手伝ってやるか」と思ってもらえるようにならないといけない。

:担当者には担当者の思いややり方、もっと言うとプライドがある。それをちゃんと理解したうえで、会社のめざすべき方向へと導くのがホールディングス社員の役割じゃないかな。

成長できる環境

:こうしてキャリアを積むなかで、僕たちはどう成長していくんだろうね?

:僕はいつも上司から「Creative or Die!」と言われていて…。

:かっこいい!

:実際、上司を見ていると本当にクリエイティブな仕事をしていて、決して直感だけではないんだよね。たとえば何か新しいコンテンツを導入するときなど、発想にしろ、実現プロセスにしろ、必ずしっかりと考え抜かれた裏づけがあって、確信をもって推進している。ホールディングス社員として必要な能力はそういうところだなと常々学ばされている。

:その上司って、他の部門も経験しているんじゃない?

:そうそう。

:ホールディングス社員として、たとえば最初に不動産部門に配属された人が流通部門を経て、次にホールディングスに異動してきたとすると、それだけ多様な視点を持っているわけで。異なる部門の異なる業務を経験するからこそ得られる知見があり、それが、次に何か新しい事業をやろうというときに役立つ。京阪ほど、多様な業種を経験しながらキャリアアップできる会社はなかなかないんじゃないかな。

:それは言えてるね。あと一方で私自身が感覚として身についたのは、いつ異動するかわからないので、この一瞬を大切にして吸収すべきものはすべて吸収し、出せるものはすべて出すという姿勢。急に異動を言われても後悔しないように。

:大切なことだと思う。プロパー社員にとっては「いつかは異動してしまう人」なんだろうけど、出向している間はその会社の一員だと思っている。そういう姿勢で仕事に向き合うことで、人間的にも成長していくんじゃないかな。僕がロールモデルにしている上司は、社内で何か新しいチャレンジをするとなった時に、自ら動く。部下が動きやすいような指示を出す。損な役回りでも進んで引き受ける。結果、事業がどんどん前に進む。自分もそうありたいと思う。

:そうやってそれぞれ異なるキャリアアップをしながら成長した人材が、上のポジションで有機的につながれば、無限大の力になる。

:僕たち同期のメンバーの間でも、すでに事業を横断したつながりはあるよね。たとえば「ServiceOffice W」の宣伝戦略については、小澤くんに相談に乗ってもらったし。上田くんには、OMMビルで開催したイベント企画をひらかたパークで応用できないかと紹介した。

:同期で全然違う業務を担当していて、かつ、ふだんから京阪グループ全体を俯瞰で見るようにしているからこそ、そういう動きも生まれてくるんだね。

挑戦する風土

:「京阪は鉄道を基幹事業とするインフラだから安定志向なんじゃないか?」という先入観をもつ学生がいるかもしれないけれど、そのあたりみんなはどう?

:僕は上司に「こんなことがやりたい」と言うと、必ず「やってみたら」と前向きな回答をもらえる。逆に、現状維持のまま仕事を進めようとすると、「なぜそのままなの?」と言われる。それくらい、新しい挑戦が求められる。で、自分が「やりたい」と提案したことについては、任せてもらえる。

:僕の部署でも、上司は「とりあえずやってみろ」が口癖で、映画とのタイアップ企画については大手配給会社相手の仕事を全面的に任せてもらっている。アニメ映画とのタイアップで、声優を務めた俳優さんによるアナウンスを京阪電車内で流そうという画期的な企画も、運輸部門に相談したら快諾してくれて実現した。今では人気コンテンツの一つになっている。

:その事例が示すように、運輸部門自身も挑戦を尊ぶ風土があるの。私は今の部署に異動してまだ1カ月なんだけど、伏見稲荷駅の学生アルバイトスタッフの運営管理を任されていて。これは、語学に堪能な学生に外国人観光客の案内をしてもらうという、外国語大学とのタイアップ企画。これを企画して立ち上げたのが当時入社2年目の先輩で、こういう新しい挑戦をちゃんと実現できる風土がある。私はこれを他の駅にも広げていきたいと考えている。

:チャレンジングなのは不動産部門も同様で、僕が担当している「ServiceOffice W」は、京阪としてまったく新しいチャレンジ。しかもそれを僕のような若手に任せてもらえた。新規事業の推進はもちろん大変だったけど、上司からは「新規事業に関わる機会は会社人生でなかなか無い、精一杯やってみろ」と言われていたので、若手らしく暴れ回る気持ちでチャレンジすることができた。

学生へのメッセージ

:京阪の一番の魅力は、やはり人。それは就活生の皆さんも、京阪の社員に会うと実感してもらえると思います。また、京阪はグループ全体でさまざまな事業を手がけているので、いろいろなことに興味をもつと、いろいろなことがつながって大きな仕事ができると思います。ぜひ好奇心旺盛な方に来ていただきたいですね。

:京阪の事業や業務は多岐にわたるので、入社すればそのなかから自分のやりたいことが見つかると思います。新人研修では各部門をまわって各業務を経験する機会もあります。自分が「ここ」と思えるステージが見つかれば、先輩に支えてもらいながら、きっと前向きに仕事ができると思います。

:京阪にはチャレンジングな企業風土があります。年次に関係なく若手でもそのチャレンジを任されます。「京阪でこんなことがやりたい」という人はもちろんですが、そうでなくても「若いうちから責任のある仕事がやりたい」と思っている人は、京阪に向いています。ぜひ一緒に熱い気持ちをもってがんばりましょう。

:よく他社から「京阪は人情味がある」と言われます。それは自分も実感するところで、京阪の一番の魅力だと思います。今後、京阪は全国にも目を向けていかなければならないので、幅広い視野でいろいろなことに興味をもって取り組む人が求められます。出向先の会社でも臆することなく、自分のやりたいことを堂々と言えるような人なら、きっと活躍できると思います。