こころまち つくろう KEIHAN 京阪ホールディングス

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財務情報

2022年度の連結業績について

不動産業で前期の開発案件販売の反動があったものの、緊急事態宣言発出の影響を受けた前期と比べ、レジャー・サービス業や運輸業において回復が見られたことなど、また、固定資産売却益の増加もありました結果、当連結会計年度の営業収益は2,600億7千万円(前期比19億5千2百万円、0.8%増)、営業利益は204億9千1百万円(前期比70億8千3百万円、52.8%増)となり、これに営業外損益を加減した経常利益は204億5千8百万円(前期比39億7千2百万円、24.1%増)となりました。
さらに、これに特別損益を加減し、法人税等および非支配株主に帰属する当期純利益を控除した親会社株式に帰属する当期純利益は176億2千1百万円と、前期に比較して80億3千2百万円(83.8%)の増益となりました。

運輸業

営業収益:809億2千7百万円(前期比14.4%増)、営業利益:68億8千5百万円

鉄軌道事業において、「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の鉄道工事に着手しました。本事業により、踏切(21ヵ所)除去による交通渋滞や踏切事故の解消、安全で快適に利用できる駅へのリニューアルを図るとともに、高架下空間の活用などをめざしていきます。また、国土交通省近畿運輸局に対し、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した料金設定および整備等計画の届出をおこないました。本制度を活用し、ホームドアをはじめとするバリアフリー設備の整備および維持更新を図り、お客さまにより安全かつ快適にご利用いただける施設・環境づくりに取り組んでいきます。

不動産業

営業収益:1,201億3百万円(前期比12.6%減)、営業利益:175億5千5百万円(前期比22.3%減)

不動産販売業において、「京阪東ローズタウン」「南草津プリムタウン」などの土地建物を販売しました。また、マンションでは、「ザ・ファインタワー ウエストコースト」「クラッシィハウス尼崎 GRAND PLACE」「ザ・ファインタワー大手前」などのほか、関西圏以外においても積極的な事業展開に努め、「ファインレジデンス新百合ヶ丘」「ファインレジデンス川越WEST」「ファインレジデンス蓮田ブランシエラ」などを販売しました。
不動産賃貸業においては、更なる事業の拡大・強化をめざし、賃貸ビルを取得し、「京阪名古屋栄南ビル」として営業を開始したほか、「熊本テクノプラザ」(『京阪熊本ビル』に名称変更)を取得しました。

流通業

営業収益:506億7千6百万円(前期比4.2%減)、営業利益:18億7千8百万円(前期比5.8%増)

ショッピングモールの経営において、2023年秋にかけて段階的にリニューアルを進める「KUZUHA MALL」では、リニューアル第1弾として、多様化するライフスタイルへのアプローチ強化を目的に、順次40店舗を新規・リニューアルオープンするなど、一層の競争力強化と施設の魅力向上に努めました。また、兵庫県淡路市夢舞台の複合型天然温泉リゾート施設「アクアイグニス淡路島」のプロパティマネジメント業務を受託するなど、一層の収益力の強化を図りました。
ストア業においては、駅ナカコンビニエンスストア「アンスリー」など8店舗を、高品質かつ独自性の高い食を提供する駅ナカにおける新業態店舗として「地域に役立つ“いつも使いたいお店”」をコンセプトとする「もより市」に順次業態転換したほか、「フレスト松井山手店」の北棟をリニューアルするなど、一層の競争力強化を図りました。

レジャー・サービス業

営業収益:228億6千9百万円(前期比98.4%増)、営業利益:38億3千6百万円

ホテル業において、大阪城を徒歩圏内とする好立地の「ホテル京阪 天満橋駅前」を、大阪ミナミの中心地に位置する「ホテル京阪 なんば グランデ」をそれぞれ開業するなど、収益力の強化を図りました。また、「琵琶湖ホテル」において、スイートルームなどの客室を含むプレミア・ラグジュアリーフロア宿泊者専用の「クラブラウンジ」をリニューアルオープンするとともに、大浴場「瑠璃温泉 るりの湯」のリニューアルも実施するなど、一層の競争力強化と施設の魅力向上に努めました。

連結財務諸表(要旨)

連結貸借対照表(2023年3月31日現在)

連結貸借対照表

(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

連結損益計算書
(2022年4月1日から2023年3月31日まで)

連結損益計算書

(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

  • 営業収益の推移グラフ
  • 営業利益の推移グラフ
  • 経常利益の推移グラフ
  • 親会社株主に帰属する当期純利益の推移グラフ