こころまち つくろう KEIHAN 京阪ホールディングス

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地域の環境保全に関する取り組み

地域との協働による緑化・清掃活動

京都みどりプロジェクトへの参画

当社では、2011年から京都市産業観光局商工部林業振興課が事務局を務める「京都みどりプロジェクト」に参画し、継続的に寄付をしているほか、京都三山の森林保全活動に参加しています。2019年3月には、東山の高台寺山国有林で開催された植栽活動に参加したほか、京阪ホールディングス(株)の寄付金にグループ従業員有志の寄付金を合わせ同年5月に寄付しました。今後も、地球環境や地域社会との共生に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

「京都みどりプロジェクト」植栽活動

京福電気鉄道における取り組み

京福電気鉄道㈱では、花と緑がいっぱいの沿線とすることを目的に、沿線の皆さまとの協働事業として、2009年から駅の緑化活動に取り組んでおり、西院駅など9駅にプランターや花壇、雨水タンクを設置しています。また、沿線の小学校で園芸教室を開催するなど、沿線の方々や商店街のご協力を得ながら、環境にやさしく、お客さまに快適に感じていただける沿線を目指しています。

宇多野駅の花壇

地域の清掃活動への参加

京阪グループ各社では、地元自治体などと協力して駅周辺などの清掃活動に定期的に参加し、「きれいな地域づくり」に向け、積極的な活動に取り組んでいます。

ホテル京阪の京都駅八条口周辺美化活動

びわ湖エリアの自然との共生に関する取り組み

琵琶湖汽船における取り組み

びわ湖を舞台に観光船を運航する琵琶湖汽船(株)では、環境方針に「琵琶湖との共生」を掲げ、事業基盤であるびわ湖における環境保護活動に積極的に取り組んでいます。滋賀県が2018年度から開始した「しが生物多様性取組認証制度」において、環境学習クルーズなど生物多様性に関する取り組みが評価され最高ランクの「3つ星」の認証を受けました。

環境に配慮した船の運航

同社が運航する「megumi」は、造波抵抗の軽減による低燃費化のほか、バイオディーゼル燃料対応機関や太陽光・風力発電システムの搭載など、環境に配慮した観光船です。2016年11月には、一般社団法人滋賀グリーン購入ネットワーク主催の第2回「買うエコ大賞」で滋賀県知事賞を受賞しています。

海津大崎の桜

環境保護を目的とした各種クルーズ

環境体験学習に対応した観光船「megumi」による「びわ湖環境体験学習クルーズ」では、びわ湖の「歴史」「水」「生物」をテーマに学習プログラムを提供しています。また、滋賀県内のすべての小学5年生を対象とした宿泊体験型の学習船「うみのこ」(滋賀県立びわ湖フローティングスクール)の運航も受託。学び体験の観点からのびわ湖の環境保護活動に取り組んでいます。

びわ湖の自然や食文化を体感できるクルーズにも注力しており、2009年からは「鮒ずし作り体験クルーズ」を開催。滋賀県と沖島漁業協同組合とともに、漁業と滋賀県伝統の食文化「鮒ずし」の持続的発展を目指しています。

(上)学習船「うみのこ」/(下)鮒ずし作り体験

(上)学習船「うみのこ」
(下)鮒ずし作り体験

桜の苗木の寄贈

毎年、公益財団法人滋賀県緑化推進会に桜の苗木を寄贈しています。開業90周年事業として1978年から開始したもので、累計の寄贈本数は2019年3月現在で10,328本になりました。今後も、湖国の緑化活動に協力していきます。

また、琵琶湖周辺の環境美化活動を推進している「美しい湖国を作る会」に2010年より協賛金を寄贈しています。

海津大崎の桜

海津大崎の桜

琵琶湖ホテル 「里山の食彩」と「山野草プロジェクト」

琵琶湖ホテルでは、「食べることが守ること」を合言葉に、棚田米など地元の食をお客さまに楽しんでいただくことで、食材の産地である里山の環境保全を目指す取り組み「里山の食彩」に、2002年から取り組んでいます。また、棚田米が生産される田んぼの畦をモデルとした自然環境をホテル敷地内に再現する「山野草プロジェクト」も、2009年から実施しています。

これらの地元生産農家の方々などと協働して取り組んできたプロジェクトが、継続的な環境への取り組みとして評価され、同ホテルは、滋賀県と滋賀経済同友会による2015年度「しが生物多様性大賞」を受賞しました。

山野草プロジェクト

山野草プロジェクト

京阪電車の騒音・振動低減に関する取り組み

列車が運行することにより、騒音や振動が発生することは避けられません。京阪電車では、環境方針における重点実施項目のひとつとして「鉄道騒音・振動の低減」を掲げ、さまざまな施策を実施することにより、沿線環境の改善や快適な車内空間づくりに取り組んでいます。

防音車輪

曲線通過時にレールと車輪の摩擦により発生するキシリ音を低減するために、京阪線・大津線の全車両にゴムリングを車輪にはめ込んだ防音車輪を採用しています。防音車輪は従来の車輪より15~20dB程度の騒音低減効果があります。

増粘着材噴射装置

雨天時はレール上に水の膜ができるため、晴天時に比べ、車輪とレール間の摩擦力(粘着)が小さくなります。この装置は、車輪とレールの間に極少量の増粘着材(アルミナ)を噴射することで車輪とレール間の摩擦力を大きくし、車輪の空転や滑走を抑制する装置です。これにより、騒音や振動の原因となる車輪損傷の発生を抑制することができます。

なお、この増粘着材は土壌成分と同種の物質のため、環境破壊の原因にはなりません。3000系先頭車両に積載しています。

増粘着材噴射装置

車輪踏面異常時の車輪旋削

列車の運行による車輪の摩耗で乗り心地が悪化したり、車輪とレールの接触による疲労傷や摩擦傷、またはブレーキをかけるための部品「制輪子」との摺動で発生する傷などにより、騒音や振動が増加する場合があります。そのため、寝屋川車両基地では車輪踏面の形状を正規の踏面形状に戻すため車輪とレールが接する面を削正し、滑らかにすることで、快適な乗り心地と騒音・振動を低減しています。

フラット検出装置

線路上に設置している「フラット検出装置」は通過列車の車輪踏面の不具合を自動的に車輪単位で早期に発見するための装置です。全通過列車の車輪振動および騒音データの中から、基準値を超える車輪の削正手配を速やかに実施し、乗り心地の改善や走行騒音の低減を行っています。

CFRP製パンタグラフ

架線とパンタグラフの集電舟との摩擦により発生する騒音を低減するため、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の集電舟を採用しています。従来のアルミ製集電舟に比べて架線への追従性が高いという特長があり、構造の見直しによる相乗効果で音圧レベルを低下しています。

分岐器改良およびロングレール化

レールには継目があり、継目の上を列車が通過すると騒音と振動が発生します。これらを低減するために、分岐器においては構造的に継目を有する関節ポイントから、継目を有しない弾性ポイントへの改良を行い、また、一般軌道においてはレールの継目を溶接し、継目を無くすロングレール化などを進めています。これらにより、騒音・振動低減や乗り心地の改善にも効果があります。

弾性ポイント

レール頭頂面の削正

2001年より16個の削正砥石を搭載した保守用車(レール削正車)を導入し、レール頭頂面傷や凹凸を除去することで、騒音・振動を低減しています。

レール削正車

線路の整備(道床突固め作業)

レール、まくらぎ、砕石で構成されるバラスト道床軌道は、日々の列車走行により少しずつ上下左右方向に歪みます。この歪みを保守用車(マルチプルタイタンパー)で正しい位置に復元し、同時にまくらぎ下の砕石を突き固めることによって、騒音・振動の低減や乗り心地の改善を図っています。

マルチプルタイタンパー

道床交換工事

バラスト道床に用いる砕石は、長期の使用により細粒化や劣化で機能が低下し、軌道整備後の良好な状態を長く保てなくなります。道床交換工事により新しい砕石に入れ替えることで、騒音・振動低減や保守周期の延伸に効果があります。

道床交換作業

散水装置などの設置

急曲線や急こう配が多い大津線では、車庫内を含む線内6カ所に散水装置を設置。さらに、京阪線・大津線の一部車両に塗油装置を設置しています。これらの装置の設置により、レールと車輪の間で発生するキシリ音を低減させることができ、列車運行の低騒音化を実現しています。

散水装置