京阪物語

『この場所で出会う』

「この場所」だからこそ出会うことができた物語。
当社の社員とお客さまとのつながりをご紹介。

「ご乗車ありがとうございます」と、駅の改札口で、目の前を通るたくさんのお客さまにごあいさつをしていたとき、ご年配の女性のお客さまが近づいて来られました。「こんばんは。いかがなさいましたか。」と聞くと、そのお客さまは「お土産が入った紙袋は届いていないでしょうか。」と尋ねられました。改札口には届いていなかったため、駅事務所やホームにいる係員にも連絡を取り、紙袋が届いていないかを確認しましたが、残念ながらどこにも届いていませんでした。そのことをお客さまに伝えると、「そうですか。家族に買ったお土産なんです。まあ大したものではないので諦めます。どうもありがとう。」そう言って少し寂しげに立ち去りました。

しかし、すぐに別のお客さまが「これ、切符売り場のところに置いてあったよ。」と言って紙袋を届けてくださいました。その紙袋を受け取った私は、「もしかしたら、もう電車に乗って帰ってしまったかもしれない。」と思いつつも、先ほど紙袋のお問い合わせをしたお客さまを追いかけました。ホームへ降りる階段に差し掛かった時、ちょうど閉まりかけのエレベーターのなかに、そのお客さまを見つけ、「お客さま!」と呼びかけました。「先ほど仰っておられたものとよく似たものが届いているので、ご確認いただけませんか。」そう言って一緒に駅事務所に行きました。別のお客さまが届けてくださったその紙袋は、そのお客さまのものだと判明し、無事にお渡しすることができました。

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後日、駅宛てに一通の手紙が届きました。
「以前、そちらの駅で紙袋を失くしてしまいました。紙袋のなかは家族に買ったお土産でした。高価なものでもなかったので諦めかけていたのですが、帰ろうとしていたときに『お客さま!見つかりましたよ』と言って、駅係員さんが満面の笑顔で追いかけて来てくださいました。その駅係員さんの笑顔と、わざわざ追いかけてきてくださったその気持ちが大変嬉しく手紙を書かせて頂きました。」

現在、私は駅係員を裏方から支える部署にいます。現在の部署では、駅係員の接遇スキルのさらなる向上を目指した取り組みなどを実施しています。私が支える駅係員の向こう側にはたくさんのお客さまがいます。そして、お客さまの数だけ「ドラマ」があります。そのお客さまに笑顔を届けられるように、駅係員を全力でサポートしていきたいと思います。

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