こころまち つくろう KEIHAN 京阪ホールディングス

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エリアの持つ魅力を活かした
地域活性化の取り組み

「水の路」の活性化

京阪グループでは、鉄道路線に沿った比叡山からびわ湖、京都、宇治を経て水都大阪に至る淀川水系を「水の路(みち)」と名付け、これをテーマとしたコンテンツの創造や人の流れの創出に取り組んでいます。

大津市および京都市とともに、1890年に造られた貴重な産業遺産「琵琶湖疏水(びわ湖の湖水を京都へ引くため明治時代に建造された人工運河)」とその周辺エリアの観光資源化に取り組んでいます。かつて往来していた舟運を観光船として復活させることをめざし、2015年から観光通船試行事業を琵琶湖汽船(株)の運航で実施しました。2018年3月より67年ぶりに本格運航を開始しました。

びわ湖疏水船

中之島のブランド醸成

京阪グループでは、中之島エリアの魅力をさらに高めるべく、地域や島内の企業と連携し、文化・芸術交流やにぎわい創造に取り組んでいます。

2008年の京阪電車中之島線の開業に合わせて、なにわ橋駅地下1階コンコースに開設した「アートエリアB1」にて、「アート」「知」などをテーマにさまざまなプログラムを実施し、同駅が「コミュニケーション空間としての駅」となることをめざしています。開設から10年余りの継続した社学・地域連携文化活動が評価され、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する2009年の「メセナアワード2009」文化庁長官賞に引き続き、「メセナアワード2019」優秀賞を受賞しました。

また、2022年8月には、当社を含む中之島に関わりの深い企業・団体が連携し、通算8回目となる「中之島なつまつり2022」を開催。中之島で働く方や暮らす方との新たなコミュニティづくりを図るイベントとして、約5,000名のお客さまにご来場いただきました。

伏見エリアの活性化

当社は、「川のみなとオアシス 水のまち 京都・伏見」運営・まちづくり協議会に参画しています。その働きかけにより2021年4月には、全国唯一の内陸河川港湾である「伏見港」が、国土交通省の「みなとオアシス」に登録されました。

また、伏見酒造組合と連携し“伏見の清酒と京都の伝統・生活文化との関わり”をテーマとする「酒蔵ツーリズム」を企画・実施するなど、新たな観光コンテンツとして発信し、伏見エリアへの誘客・にぎわいを創出しています。

比叡山・びわ湖エリアの観光ルート明確化

京阪グループは、比叡山観光の振興を目的として2022年5月に設立された一般社団法人 比叡山・びわ湖DMOに参画しています。比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>観光ルートの明確化を図るため、京阪電車石山坂本線、叡山電車「ひえい」、叡山ケーブル、比叡山内シャトルバスにおいて、統一したデザインの車両導入を進めています。